流行のデッキを検証してみる〜VSガイアゲート〜

sasa19872008-01-24

現環境で流行っている1ターンKILLデッキ、

「ガイアゲート」を作ってみました。

どうやら噂ではかなり強いとのこと。

というわけで、「1人デュエル」で、その強さを検証してみました。



か・・・勘違いしないでよ!!

別に友達がいなくて1人で遊んでるわけじゃないんだから!!


冗談はさておき、実際にデッキのバランスなどを見るために、作りたてのデッキはまず

自分の持っているほかのデッキと対戦させています。

これを繰り返すと、「このカードが使えない」とか、「このプレイングはいいかも」とか、

さまざまなアイデアが浮かんでくる上、今までに作ったデッキの弱点や

新たな改善点が発見できる可能性もあります。

新しいデッキを作るたびにカードセンターに遊びに行ってフリー対戦をしてたら、

移動時間や交通費ももったいないですし。




まず、ガイアゲートを知らない人のために、デッキの説明から。

ガイアゲートは、「名推理」「モンスターゲート」を使い、

デッキから「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」「トーチ・ゴーレム」などのカードを

複数墓地に落とします。両者とも特殊召喚されないのがミソ。

特殊召喚されないため、次々と墓地に落とせる、というわけです。

そして、「ダーク・コーリング」で「E-HERO ダーク・ガイア」を融合。

上記2体のモンスターを素材にすれば、攻撃力は6500!!

あとは、モンスター・ゲート、名推理の効果で特殊召喚した

「混沌の黒魔術師」か「人造人間-サイコ・ショッカー」でアタック、

あるいは「E-HERO ヘル・ゲイナー」でガイアを2回攻撃可能にする。

以上が、このデッキの基本的な説明になります。

まぁ、派生する場合もありますし、一概にこうとは言えませんが。



次に、今回用意したサンプルデッキ。



ガイアゲートSAMPLE 40枚


モンスター 9枚


磁石の戦士マグネット・バルキリオン×3

トーチ・ゴーレム×3

混沌の黒魔術師×1

人造人間-サイコ・ショッカー×1

E-HERO ヘル・ゲイナー×1


魔法 31枚


名推理×3

モンスターゲート×3

ダーク・コーリング×3

ダーク・フュージョン×1

トレード・イン×3

打ち出の小槌×3

手札抹殺×1

手札断殺×2

大嵐×1

ハリケーン×1

サイクロン×1

撲滅の使徒×1

スケープ・ゴート×1

早すぎた埋葬×1

巨大化×1

洗脳-ブレインコントロール×1

光の護封剣×1

魔法石の採掘×1

魔法再生×2


このように、「名推理」「モンスターゲート」の効果で

バルキリオン、トーチゴーレムを複数落とすため、

通常召喚できるモンスターはほとんどいません。

よって、たいていの場合、1回の発動で墓地が山のようにたまります。

あとは、混沌の効果でダーク・コーリングを回収するなりして融合、

一撃を通して終了させます。




ちなみに、バルキリオン3枚なかったので、代用カード使ってます。



プリンターのインクが切れていて、コピーができないので仕方なく手書き。

まぁ、公式で使うわけじゃないし、問題ないかと。





それでは、以下は自分の持っている各種のデッキとの対戦結果です。



VS青眼の白龍 ○○○

VSワイト ○○○


この2つのデッキは、「自分の攻撃を通す」ことがメインであるため、

デッキ内に防御カードが少なく、逆にあっさり攻撃される羽目に。

(有効な罠はミラーフォース、激流葬の2枚くらいしかない。)



VS六武衆 ○×○

VS三幻魔 ×○○


六武衆は罠が多いので、サイコ・ショッカーをモンスターゲートで出せればほぼ勝ち。

逆に、1ターン目から師範、紫炎と繋げられると、「1ターンに1枚しか

魔法・罠が発動できない」ため、かなり苦しい展開に。(結局、負けました。)

ロックデッキ相手では、大嵐などの除去が全て墓地に落ちてしまうなど

かなり厄介なことになりました。

サイコショッカーが出せれば優位に立てるのですが、B地区や平和の使者は

ショッカーでもどうにもできず。

最後はラビエル、ハモンをそろえられ、ガイア(攻6500)がラビエル(攻8000)にやられました。

結果勝ち越したわけだが、ダーク・ガイアが力負けするとは思わんかった・・・。


VSハーピィシムルグ ×○×

VSD-シムルグ帝 ×××


魔封じの芳香強えぇぇぇぇ!!


魔法の発動が1ターン遅れるだけで、1ターンKILLの成功率はガタ落ちでした。

混沌や魔法石で回収した魔法がそのターン使えないため、キーカードをそろえても

次のターンまで待たなければなりません。

そして、その1ターンがあれば、ハーピィの狩場、ゴッドバードアタック、

さらには邪帝や風帝の効果の対象に。

特に風帝ライザーは、魔封じの芳香がある状態では大活躍でした。

魔法を戻されたらもう・・・。どうしようもないです。

墓地にバルキリオンが1枚しかない時にダーク・コーリング発動したら

D.D.クロウで止められたのも痛かった。


VSパッキー ×××


何回やっても何回やってもパキケファロがたおせ〜ない〜よ〜♪

(元ネタが分かった人だけ脳内再生してみてください。)

通常召喚できるレベル4以下のモンスターがヘル・ゲイナーしかいないので、

ヘル・ゲイナーを引かないとデュエル終了。 \(^o^)/デュエルオワタ

たとえ引いても、多重の罠に阻まれてパッキーに触れることすら叶わず。

(一応、触れることはできた・・・収縮で返り討ちだけど。)

サイドデッキから「昇霊術師 ジョウゲン」を投入したところ、やはり倒せず。

攻撃力たった200なのに・・・。

また、「霊滅術師 カイクウ」もかなり刺さりました。

墓地の融合素材は根こそぎ除外されるわ、融合しようにも永続効果で

墓地のカードを除外できないわで、散々な目にあいました。



今回の検証では「ガイアゲートはぶっちゃけそんなに強くない」という結果が出ました。

魔封じの芳香3枚積みのシムルグデッキはこれから出てくるだろうし、

パッキーデッキも少しずつ使われるようになってきたので、

そういったデッキが流行ると、立場が危うくなってしまうかもしれないですね。



まぁ、自分のデッキ構築が悪かっただけかもしれないんで、ガイアゲート使いの方で、

「ガイアゲートが弱いだと?ふざけるな!!」という人がいたら、申し訳ないです。

何か構築のヒントでもあれば是非・・・。



ちなみに、何気にスルーしてましたけど、前回の記事の予定通り

「ハーピィシムルグ」を組んでみました。

なので、ついでに紹介しておきます。(ついでかよ)



ハーピィシムルグ 40枚


モンスター 20枚


ダーク・シムルグ×2

ハーピィ・クィーン×3

ハーピィ・レディ1×3

ハーピィズペット仔竜×1

ドラゴンフライ×2

魔導戦士 ブレイカー×1

スナイプストーカー×1

クリッター×1

召喚僧サモンプリースト×3

D.D.クロウ×2

メタモルポット×1


魔法 11枚


ハーピィの狩場×3

万華鏡-華麗なる分身-×3

地砕き×1

地割れ×1

大嵐×1

サイクロン×1

早すぎた埋葬×1


罠 9枚


聖なるバリア-ミラーフォース-×1

激流葬×1

リビングデッドの呼び声×1

ゴッドバードアタック×2

魔封じの芳香×2

ヒステリック・パーティー×1

門前払い×1



魔封じの芳香で相手が伏せた魔法カードを、

門前払い+ハーピィの狩場で毎ターン破壊するのが理想です。

また、門前払いは魔導戦士ブレイカーとも相性がいいので、意外と使えました。

スペースさえあればもう1枚投入したいところです。