流行のデッキを検証してみる〜VSガイアゲート〜
現環境で流行っている1ターンKILLデッキ、
「ガイアゲート」を作ってみました。
どうやら噂ではかなり強いとのこと。
というわけで、「1人デュエル」で、その強さを検証してみました。
か・・・勘違いしないでよ!!
別に友達がいなくて1人で遊んでるわけじゃないんだから!!
冗談はさておき、実際にデッキのバランスなどを見るために、作りたてのデッキはまず
自分の持っているほかのデッキと対戦させています。
これを繰り返すと、「このカードが使えない」とか、「このプレイングはいいかも」とか、
さまざまなアイデアが浮かんでくる上、今までに作ったデッキの弱点や
新たな改善点が発見できる可能性もあります。
新しいデッキを作るたびにカードセンターに遊びに行ってフリー対戦をしてたら、
移動時間や交通費ももったいないですし。
まず、ガイアゲートを知らない人のために、デッキの説明から。
ガイアゲートは、「名推理」「モンスターゲート」を使い、
デッキから「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」「トーチ・ゴーレム」などのカードを
複数墓地に落とします。両者とも特殊召喚されないのがミソ。
特殊召喚されないため、次々と墓地に落とせる、というわけです。
そして、「ダーク・コーリング」で「E-HERO ダーク・ガイア」を融合。
上記2体のモンスターを素材にすれば、攻撃力は6500!!
あとは、モンスター・ゲート、名推理の効果で特殊召喚した
「混沌の黒魔術師」か「人造人間-サイコ・ショッカー」でアタック、
あるいは「E-HERO ヘル・ゲイナー」でガイアを2回攻撃可能にする。
以上が、このデッキの基本的な説明になります。
まぁ、派生する場合もありますし、一概にこうとは言えませんが。
次に、今回用意したサンプルデッキ。
ガイアゲートSAMPLE 40枚
モンスター 9枚
磁石の戦士マグネット・バルキリオン×3
トーチ・ゴーレム×3
混沌の黒魔術師×1
人造人間-サイコ・ショッカー×1
E-HERO ヘル・ゲイナー×1
魔法 31枚
名推理×3
モンスターゲート×3
ダーク・コーリング×3
ダーク・フュージョン×1
トレード・イン×3
打ち出の小槌×3
手札抹殺×1
手札断殺×2
大嵐×1
ハリケーン×1
サイクロン×1
撲滅の使徒×1
スケープ・ゴート×1
早すぎた埋葬×1
巨大化×1
洗脳-ブレインコントロール×1
光の護封剣×1
魔法石の採掘×1
魔法再生×2
このように、「名推理」「モンスターゲート」の効果で
バルキリオン、トーチゴーレムを複数落とすため、
通常召喚できるモンスターはほとんどいません。
よって、たいていの場合、1回の発動で墓地が山のようにたまります。
あとは、混沌の効果でダーク・コーリングを回収するなりして融合、
一撃を通して終了させます。
ちなみに、バルキリオン3枚なかったので、代用カード使ってます。
プリンターのインクが切れていて、コピーができないので仕方なく手書き。
まぁ、公式で使うわけじゃないし、問題ないかと。
それでは、以下は自分の持っている各種のデッキとの対戦結果です。
VS青眼の白龍 ○○○
VSワイト ○○○
この2つのデッキは、「自分の攻撃を通す」ことがメインであるため、
デッキ内に防御カードが少なく、逆にあっさり攻撃される羽目に。
(有効な罠はミラーフォース、激流葬の2枚くらいしかない。)
VS六武衆 ○×○
VS三幻魔 ×○○
六武衆は罠が多いので、サイコ・ショッカーをモンスターゲートで出せればほぼ勝ち。
逆に、1ターン目から師範、紫炎と繋げられると、「1ターンに1枚しか
魔法・罠が発動できない」ため、かなり苦しい展開に。(結局、負けました。)
ロックデッキ相手では、大嵐などの除去が全て墓地に落ちてしまうなど
かなり厄介なことになりました。
サイコショッカーが出せれば優位に立てるのですが、B地区や平和の使者は
ショッカーでもどうにもできず。
最後はラビエル、ハモンをそろえられ、ガイア(攻6500)がラビエル(攻8000)にやられました。
結果勝ち越したわけだが、ダーク・ガイアが力負けするとは思わんかった・・・。
VSハーピィシムルグ ×○×
VSD-シムルグ帝 ×××
魔封じの芳香強えぇぇぇぇ!!
魔法の発動が1ターン遅れるだけで、1ターンKILLの成功率はガタ落ちでした。
混沌や魔法石で回収した魔法がそのターン使えないため、キーカードをそろえても
次のターンまで待たなければなりません。
そして、その1ターンがあれば、ハーピィの狩場、ゴッドバードアタック、
さらには邪帝や風帝の効果の対象に。
特に風帝ライザーは、魔封じの芳香がある状態では大活躍でした。
魔法を戻されたらもう・・・。どうしようもないです。
墓地にバルキリオンが1枚しかない時にダーク・コーリング発動したら
D.D.クロウで止められたのも痛かった。
VSパッキー ×××
何回やっても何回やってもパキケファロがたおせ〜ない〜よ〜♪
(元ネタが分かった人だけ脳内再生してみてください。)
通常召喚できるレベル4以下のモンスターがヘル・ゲイナーしかいないので、
ヘル・ゲイナーを引かないとデュエル終了。 \(^o^)/デュエルオワタ
たとえ引いても、多重の罠に阻まれてパッキーに触れることすら叶わず。
(一応、触れることはできた・・・収縮で返り討ちだけど。)
サイドデッキから「昇霊術師 ジョウゲン」を投入したところ、やはり倒せず。
攻撃力たった200なのに・・・。
また、「霊滅術師 カイクウ」もかなり刺さりました。
墓地の融合素材は根こそぎ除外されるわ、融合しようにも永続効果で
墓地のカードを除外できないわで、散々な目にあいました。
今回の検証では「ガイアゲートはぶっちゃけそんなに強くない」という結果が出ました。
魔封じの芳香3枚積みのシムルグデッキはこれから出てくるだろうし、
パッキーデッキも少しずつ使われるようになってきたので、
そういったデッキが流行ると、立場が危うくなってしまうかもしれないですね。
まぁ、自分のデッキ構築が悪かっただけかもしれないんで、ガイアゲート使いの方で、
「ガイアゲートが弱いだと?ふざけるな!!」という人がいたら、申し訳ないです。
何か構築のヒントでもあれば是非・・・。
ちなみに、何気にスルーしてましたけど、前回の記事の予定通り
「ハーピィシムルグ」を組んでみました。
なので、ついでに紹介しておきます。(ついでかよ)
ハーピィシムルグ 40枚
モンスター 20枚
ダーク・シムルグ×2
ハーピィ・クィーン×3
ハーピィ・レディ1×3
ハーピィズペット仔竜×1
ドラゴンフライ×2
魔導戦士 ブレイカー×1
スナイプストーカー×1
クリッター×1
召喚僧サモンプリースト×3
D.D.クロウ×2
メタモルポット×1
魔法 11枚
ハーピィの狩場×3
万華鏡-華麗なる分身-×3
地砕き×1
地割れ×1
大嵐×1
サイクロン×1
早すぎた埋葬×1
罠 9枚
聖なるバリア-ミラーフォース-×1
激流葬×1
ゴッドバードアタック×2
魔封じの芳香×2
ヒステリック・パーティー×1
門前払い×1
魔封じの芳香で相手が伏せた魔法カードを、
門前払い+ハーピィの狩場で毎ターン破壊するのが理想です。
また、門前払いは魔導戦士ブレイカーとも相性がいいので、意外と使えました。
スペースさえあればもう1枚投入したいところです。