新制限初の大会
ブレイカー、セイマジ、リビデの追悼式(?)も終わり
いよいよ新制限ですね。
いつもの大会のメンバーでデミス組は大きな打撃を受けたこの時期、
新たにどんなデッキを使ってくるのか楽しみです。
そんなわけで、ちょっとした大会レポをお送りします。
風は穏やか。絶好のデュエル日和。
・・・だったのは家を出るまでだったZE!!
大会の時間が近づくと風が吹くんです。いやがらせですか?
しかたなくおもちゃ屋の狭い店内でみんなデュエル。
使用デッキ:メタビート(パッキー+ハイビート)
1回戦 ダイヤモンドガイ ○○−
1ターン目からデルタハリケーンや死の合唱で場が吹き飛ばされる。
デュエル途中で神の宣告が役に立たないことに気づく。
全体除去の応酬が止んだターンにデスカリ召喚、ダイヤを倒す。
そのままダイヤモンドガイの召喚を神の宣告で無効化しつつ勝利。
デュエル終盤で、今度は死のデッキ破壊ウイルスが役に立たないことに気づく。
サイドチェンジ中に周りのみんなに質問し、ダイヤモンドガイの効果は
D.D.クロウで魔法を除外すればいいことや、閃光の追放者を召喚しておくことで
無効にできるという情報をゲット。「じゃあ入れとこう」
神宣、死デッキを抜いてクロウ、追放者を投入。
初手にクロウ2枚、ゴーズ、デスカリなど。「これは勝ったな。」
途中で閃光の追放者も召喚し、圧勝。
ダイヤモンドガイは今回のパックで「漏電」が出たため、
全体除去カードの枚数が増えてより強化されましたね。
まさか3ターン続けて全体除去されるとは。
2回戦 ダークモンスター ○×○
相手との読み合いばっかりで正直内容まで覚えてなかったり・・・。
2戦目はずいぶんライフを削られた後に神宣2発打ったら
ライトロード・ハンター ライコウ(攻200)にとどめ刺された!!
3戦目は閃光の追放者でがんばった。最後はショッカーががんばった。
3回戦 スイッチ ×○×
カードガンナーを死者蘇生し、早すぎた埋葬で蘇生して3回も効果を使い、
さらに貪欲なつぼまで使ったのに手札がすべてモンスター。
ラストターンにライボル引いたが結局テテュス1枚を倒せずに制圧された。
2戦目以降は帝にスイッチ。相手のゴーズをライボルで倒し、
逆にこっちがゴーズを出してそのまま勝利。
3回戦は初手にモンスターなし。ドローしたサイドラを出して攻めてたら
2ターン目にゴーズきた。何でこんなにゴーズ引くかぁ?
最後までゴーズ倒せず。パッキーの効果を天罰で無効にされK.O.
今回の大会でライトロード使っている人は2人ほど。
そのうちの1人はお約束の「デッキ切れ」での敗北。
どうやらジェルエンデュオが硬かったようです。
万能除去のライコウは3積みしておいたほうがいいですね。
あと、今日の大会で猛威を振るったのが「剣闘獣」。
ずいぶん勝ち進んで最終的に優勝に手が届きそうでしたからね。
それでは、このデッキの回し方のリプレイをどうぞ。
1.増援などで「E・HERO プリズマー」を呼び出し、召喚、効果発動。
「剣闘獣ガイザレス」を見せて「剣闘獣ベストロウリィ」を墓地に。
2枚が適量。3枚落とすとまずいので注意。
2.何でもいいので剣闘獣の効果でデッキから「剣闘獣ダリウス」を出す。
効果で墓地の「剣闘獣ベストロウリィ」を特殊召喚。
3.2体をデッキに戻し、「剣闘獣ガイザレス」を出して相手のカード2枚破壊。
戦闘を行い、デッキから「剣闘獣ダリウス」、他1体を出す。
4.ダリウスの効果でベストロウリィ蘇生、再びコンタクト融合。
しかもフィールドには剣闘獣が1体増えている!!
上記の一連の流れに「大寒波」を織り交ぜることで、さらに凶悪性アップ!!
ベストロウリィをうまく墓地に用意し続けることで
ガイザレスの効果を繰り返し発動し、帝以上のアドを稼ぐ。
プリズマーが生き残れば、毎ターン墓地にベストロウリィを落とし、
コンタクト融合→分離→コンタクト融合→・・・
これが新・剣闘獣デッキの必勝パターン。
この必勝パターンを目の当たりにした常連メンバーは
「これと戦いたくねぇ」と嫌悪感を示すほど。
結果は、最後は死デッキの効果で壊滅して負けてしまいました。
攻撃力1500〜1800が中心なので、死デッキはかなり効いてました。
しかし、この対戦を見て、剣闘獣はもう「ファンデッキ」の領域から
「デッキジャンル」のひとつに進化したといえるでしょう。
大会で通用する主流デッキに登りつめる日も近いか?